mono-logue

2014年3月12日 19:10

 

【大阪アジアン映画祭】フィリピン映画『シフト』に出演
フェリックス・ローコーに注目

文/成川友子

c09_2.jpgフェリックス・ローコー(左)、イェング・カーンスタンティーノー 『シフト』より
 フィリピン映画『シフト』の見どころは何と言っても出演しているフェリックス・ローコーだ。ジェンダーを超えた彼の演技がすごく切なく、胸キュン! 今回の中ではイケメン度ナンバー1。俳優の父の下で育ち、双子のお兄さんドミニク・ローコーも俳優といった俳優一家。お兄さんも含めて、これからフィリピン映画界を引っ張っていく世代になること間違いない。

 さらにこの映画で興味深かったのは、フィリピン・マニラの社会状況。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)誘致政策による都市に住む若者たちの英語とタガログ語のチャンポン度合い、ゲイ、トランスジェンダー、多種多様な人種、SNSの利用頻度、バイトに行くのにタクシーを利用する価値観などなど。同時にそのような傾向はフィリピンだけでなく、人口が増加する東南アジアの若者文化全般におよび、どの国も似てきていると感じた。

 妄想は飛躍するが、これほど似てきているのであれば、若者マーケットに訴求する商品をひとつ開発できれば、国や使用する言語を問わずヒットするだろう。

 次回映画『シフト』は3月15日(土)21:40、シネ・リーブル梅田にて上映。監督のシージ・レデスマが登壇するQ&Aも予定されている。