cata-logue

2012年3月18日 16:45

 

【大阪アジアン映画祭】
映画にフィットしていれば
プロダクト・プレイスメントは効果的

文/成川友子
 大阪アジアン映画祭は今日で最終日。やっとお目当ての映画『LOVE』が観られた。

 台湾ドラマ『痞子英雄~Black & White』でデビューしたマーク・チャオ(趙又廷)にすっかり惚れてから、私の「台湾熱」がはじまった。
 劇場公開を見逃した、マーク・チャオ(趙又廷)やイーサン・ルァン(阮經天)、映画『九月に降る風』では泣かせる演技をしたリディアン・ヴォーン(鳳小岳)が出演した映画『モンガに散る』をDVDで観たら、私の「台湾熱」は更に拍車がかかった。香港、韓国ものは結構観た方だが、ここまで熱くなったことはなかった。
 なぜか? その理由を探しに結局、台北に行くことにした。弾丸ツアーにも関わらず、『モンガに散る』の映画の舞台になった艋舺から、『悲情城市』のロケ地、九份まで足を伸ばした。ノスタルジーと若い世代の新しい感覚がミックスされたこの街に羨ましささえも感じる。何しろ人も優しい。

LOVE.jpg 写真左:エディ・ポン(彭于晏)、右:アンバー・クオ(郭采潔)
  ところで映画『LOVE』はもう豪華! まるでセレブのパーティのよう。新しい世代のスターたちがいっぱい。
  男優にはイーサン、マークそしてドラマ『墾丁は今日も晴れ!』のエディ・ポン(彭于晏)、もちろん監督ニウ・チェンザーも出演している。
 女優陣には映画『レッドクリフ』のヴィッキー・チャオ(趙薇)、ドラマ『痞子英雄~Black & White』でマークと共演したアイビー・チェン(陳欣慧)、映画『台北の朝、僕は恋をする』のスーパーアイドル、アンバー・クオ(郭采潔)、そしてベテランのスー・チー(舒淇)と超豪華キャストが勢ぞろい。リディアン・ヴォーンまで顔出しているから、タレント・カタログのよう。監督ニウ・チェンザーのネットワークなのか? まるで台湾のセレブの輪がそのまま映画になったようだ。

supreme-20-main-photo-highres.jpg 映画で使用されたモデル:FUJI Supreme 2.0 日本総代理店(www.fujibikes.jp
 台湾のみならず、香港、中国本土を意識したキャスティングも凄いがプロダクト・プレイスメントにも注目。
 ハリー・ウィンストンなどのハイエンド・ファッションから若者のストリート・ファッションまで、マセラッティから日本が世界に誇る自転車ブランドFUJIまで登場......詳しい人がみればもっと発見できたのかもしれない。
 ちなみに私が今度台湾に行ったら、必ずチェックしたいのはこの映画のスポンサークレジットに入っていたFALANSE。台湾の高尾出身ファッション・ブランド法蘭斯(Falanse)。ちょっとネットで調べたら台湾の高尾出身ファッション・ブランド法蘭斯(Falanse)がひっかかった、どうやら手作りサンダル工房らしい。もう少し調べてみよう。

 この作品は、ストーリーよりもキャスティングした経緯や、スポンサー集め、ロケ地設定など製作面のことを監督やプロデューサーに聞きたくなった。
 残念ながら上映後のQ&Aがなかったから、どなたか日本で買い付けされた方はぜひご連絡ください。取材希望です!
 結局、何で台湾映画が好きなのかは、まだはっきりつかめないまま私の台湾熱はまだまだ続きそうだ。